令和5年度(2023年度)
■視察研修会
令和5年9月28日(木)にこれまで新型コロナウイルス感染症の影響により実施できていなかった視察研修を3年ぶりに開催しました(参加人数4名)。今回の研修では、中山町の企業「ウッド・マイスター」と山形市の児童遊具施設「シェルター インクルーシブプレイス コパル」の二か所の視察を行いました。視察では木材のNC加工技術や木材の良さを五感で感じられる様々な工夫を学びました。

■研修会事業
令和5年12月5日(火)に「レジンを活用した木材の利用、加工に関する研修会」を開催しました(参加人数3名)。研修では、山形県工業技術センター置賜試験場の大津加慎教 特産技術部長を講師に招き、レジンとはどういうものかの基礎講義から始まり、レジンの種類ごとの特性や使い分け、使用上の注意点など実用的な部分を学びました。また、木材に対する試験結果や試作品の紹介を行い、研修のまとめとして木材へのレジンの注入の体験を行いました。

令和4年度(2022年度)
■糸のこ体験教室
令和4年7月31日(日)に表記体験教室を行いました。当研究会の会員(キクチ工芸、M木工、近井ニット工場)が講師となり、酒田市の「中町モール」を会場に糸のこを使ったキーホルダー、木製パズルの製作を行いました。また、庄内総合支庁の森林整備課森づくり推進室の尾形室長補佐から森林の役割や大切さ、木材の活用方法などのお話をいただき、森林や木材についての知識を深めることができました。
体験教室には、夏休み期間中の小学生及びその保護者から13名の申し込みがありました。あえて難しい形のものにチャレンジしてみたり、細かい部分のやすりがけにもこだわってみたりと活気溢れるイベントとなりました。

■庄内森とみどりのフェスティバルへの出展
令和4年10月15日(土)、16日(日)(鶴岡市小真木原運動公園)、及び10月30日(日)(酒田飽海建設総合組合)に実施された庄内森とみどりのフェスティバルで、木工品の販売、小箱作り体験、糸のこ体験を行いました。
3年ぶりの開催のためか、例年と比べておもちゃなどの木工品が大変好評で、たくさんの方に実際に目で見て、手に取って購入いただきました。また、各体験では3日間を通して、122名もの方に体験を行っていただき、工夫を凝らして自分の作品を作り上げていただきました。

令和3年度(2021年度)
■糸のこ体験教室
令和3年8月1日(日)に、一般の方への会員の技術力PRや木工業の認知度向上を図るため、表記体験教室を行いました。当研究会の会員(キクチ工芸様、M木工様、近井ニット工場様)が講師となり、午前中は酒田市の「中町モール」を会場に糸のこを使った木製パズルの制作を行い、午後は「酒田夢の俱楽」に展示してある木工品の解説を行いました。
体験教室には、夏休み期間中の小学生及びその保護者から8名の申し込みがありました。人数は多くはありませんでしたが、通行される方から参加の問合せも数件頂き、実際の参加者数以上のPR効果が得られたと感じています。
参加者からは、知らなかった木の特長や性質を知ることが出来て面白かった、他の木工品も作ってみたくなった、等の感想を頂いた他、地域の方からも「にぎわい創出になるのでまたやって欲しい」というお言葉を頂き、成功裏に終えることが出来ました。

■庄内森と緑のフェスティバル〔ミニ〕展示会への出展
令和3年11月13(土)、14(日)(会場:鶴岡市中央公民館)、及び11月27(土)、28(日)(会場:酒田市総合文化センター)に実施された表記展示会に、会員の協力のもと6社31品の木工品や木のおもちゃの貸出、展示を行いました。
多くの来場者が足を止め、実際に木工品等を手に取っていました。実施後のアンケートからは、来場者の約7割から木工品に興味を持って頂けたこと、木工品に「手触りが良い」、「安心感がある」と感じて頂けたこと(147/213、69%)が分かりました。

令和2年度(2020年度)

■木工品展示
令和2年7月20日~8月7日の期間中、庄内総合支庁1階ロビーにて、木工技術研究会会員の作成した製品を展示しました。
合計6社、23品の製品を借り受けましたが、展示品の中には、伝統的工芸品を始め、「山形エクセレントデザイン」や「全国建具展」の入賞作品もあり、質の高い展示となりました。
多くの来庁者が足を止めて製品を眺めていたほか、庄内総合支庁のフェイスブックでも取り上げられ、木工技術研究会、及び参加者の活動PRに繋がったものと感じました。

■NCルータ利活用研修会
令和2年8月27日に、木工技術研究会会員の加藤木工様、小川木型製作所様を講師として、「NCルータ利活用研修会」を開催しました(参加者11名)。
NCルータは同じ精度の加工を自動で繰り返し行えることから木工業でも幅広い活躍が見込める機械です。しかし、その操作やプログラム作成等に不慣れな会員が多く、普及が進んでいなかったため本研修を実施しました。
研修会ではNCルータの基本的な加工原理や一般的なメリット、デメリットの紹介、CAD/CAMソフトの操作デモ、実機を用いた製品製作の実演等を通し、NCルータの基本的な知識の習得を図りました。
参加者からは各分野での質問のほか、「次回は、自分で実際の操作やプログラム作成が出来るようになりたい」との要望を頂き、好評のうちに終了することが出来ました。
令和元年度(2019年度)
■木造施設視察研修会
令和元年11月26日に南陽市文化会館「シェルターなんようホール」と高畠町屋内遊戯場「もっくる」の視察研修会を開催しました(参加者6名)。
南陽市「シェルターなんようホール」は、世界最大の木造耐火コンサートホールとして2015年に開館しました。森林資源と地域産業を結び付け、産業振興と雇用創出へ大きな成果を得るというコンセプトで実施された事業であり、大規模構造物でありながら木を感じられる施設に参加者一同感心させられました。
高畠町屋内遊戯場「もっくる」は、県内初の大型木育施設として2019年に開館しました。ほぼ全て県産材(高畠町産およそ9割)を使用した施設は、木のぬくもりをふんだんに感じられ、また、遊具もほぼすべて木製のものを使用しているため、利用している子供たちも心なしか穏やかな表情をしているように見えました。木のおもちゃは安全安心である一方で、高額・壊れやすいといったデメリットもあり、設備を維持する上での課題となっているとのことでした。両施設ともに今後に繋がる良い交流を図ることができました。