令和5年度(2023年度)

■合同視察見学会

 令和5年12月8日に機械技術研究会、材料加工研究会、電子技術研究会の3研究会合同で、株式会社上林鉄工所様と株式会社光洋 酒田工場様(ともに酒田市)を見学しました(参加者19名)。今年度は、4年ぶりに貸切バスで企業を訪問する従来のスタイルで実施しました。
 上林鉄工所様では、製缶工事、配管工事、機械工事等の設計から製作・据付けまでを一貫して行っています。見学では、大型スクリューの製造・溶接現場や大型の加工設備などを拝見した後、社員教育や文化保存に関する講話を拝聴しました。大型製品を製造するノウハウだけでなく、整理整頓が行き届いた作業現場の清潔さにも驚きの声が多く挙がっていました。

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 光洋様では、精密板金加工、溶接、組立のほか、令和5年5月に竣工した酒田工場で金属焼付塗装を行っており、今回はこの塗装工程を見学しました。半導体製造装置の外装筐体のような大型のワークに対応した前処理ラインと塗装ラインを拝見し、参加者からは工程の規模の大きさに驚く声や、工夫された工程ラインが勉強になったとの声が挙がっていました。
いずれの訪問先でも素晴らしい技術や生産現場をご紹介いただき、非常に有意義な見学会となりました。

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令和4年度(2022年度)

■合同視察見学会

 令和4年12月13日に機械技術研究会、材料加工研究会、電子技術研究会、化学・食品研究会の4研究会合同で、山形県工業技術センター置賜試験場(米沢市)と山形大学工学部(米沢市)の伊藤研究室、古川研究室を見学しました(参加者10名)。今年度も、昨年度と同様、新型コロナ感染症対策のため、現地集合、現地解散のスタイルで実施しました。
 置賜試験場では、落下衝撃試験機、振動試験機、X線CT装置などを見学し、試験片の形状、設置方法など具体的な質問が挙がっていました。

 山形大学工学部では、最先端の研究設備を見学しました。伊藤研究室では、マイクロ・ナノスケールのプラスチック成形加工に関する研究を行っており、様々な成形装置、微細加工装置、評価装置などをご紹介いただきました。参加者からは、微細加工の精度に関しての質問が寄せられました。古川研究室では、ソフトマターやハイブリッド材料の3D造形に関する研究を行っており、各種原理の3Dプリンタ装置、食品応用の事例などをご紹介いただきました。参加者からは、産業応用に関連した質問が多く寄せられました。いずれの訪問先でも、庄内地域ではめずらしい機器、技術をご紹介いただき、非常に有意義な見学会となりました。

令和3年度(2021年度)

■合同施設見学会
 令和3年10月27日に機械技術研究会、材料加工研究会、電子技術研究会、化学・食品研究会の4研究会合同で、山形県工業技術センター(山形市松栄)に設置されたIoTイノベーションセンターと発酵試作支援センターを見学しました(参加者19名)。今年度も、昨年度と同様、新型コロナ感染症対策のため、現地集合、現地解散のスタイルで実施しました。
 IoTイノベーションセンターでは、電波暗室、シールドルームなどのEMC試験設備、EPMA、X線CTなどの解析装置を見学し、高精度な解析装置を用いた異物分析について質問が挙がっていました。
 発酵試作支援センターでは、発酵食品・日本酒・ワインなどを試作する設備や試作品等を分析する装置を見学しました。微生物分類同定分析装置の実演を見学し、非常に短時間で同定が可能であることに驚きの声が挙がっていました。また、発酵食品試作ラインの概要を詳しく紹介いただき、試作品開発に活用したいとの要望がありました。
その他、協働ロボット仮想化生産ライン、クリーンルームを見学し、多関節ロボットの自動機への応用などについて質問が挙がっていました。

令和2年度(2020年度)

電波暗室(3m法)

■合同施設見学会
 令和2年10月28日に機械技術研究会、材料加工研究会、電子技術研究会の三研究会合同で、山形県工業技術センター(山形市松栄)に新設されたIoTイノベーションセンターを見学しました(参加者17名)。今年度は、新型コロナ感染症の感染拡大に伴い、3密対策を徹底し、現地集合、現地解散のスタイルで実施しました。
 IoTイノベーションセンターは、IoT分野での成長が見込まれる電子部品・デバイス産業を支援し、付加価値増大を図るために山形県が設置した施設で、国際規格に準拠した電磁波測定器や高精度分析機器が導入されています。見学会では、施設の利用方法やEMC試験の手順について紹介があり、参加者からは具体的な製品を想定した質問が多く挙がっていました。また、人の移動が制限されている現在の状況を受けて、リモートでの相談や設備利用に関しても要望が挙がっていました。その他、協働ロボット仮想化生産ライン、クリーンルーム、超精密テクノロジーセンターを見学し、ロボット導入支援の施策、MEMSセンサの開発状況、超精密加工機の利用について質問が挙がっていました。

令和元年度(2019年度)

■3研究会合同工場見学会
 令和元年10月24日に機械技術研究会、材料加工研究会、電子技術研究会の三研究会合同で、鶴岡市の株式会社ニシカワ鶴岡工場とスズモト株式会社清水工場を見学しました(参加者22名)。
 株式会社ニシカワは、光学機器メーカーのパートナー企業として精密機械加工を行っている企業で、同社鶴岡工場では、主に半導体製造装置等に使用される大型部品の製造を行っております。見学会では、大型門型五面加工機や門型平面研削盤を用いた高精度加工工程、仕上げ・塗装工程をご案内いただきました。高精度加工では、大型部材にも関わらず、非常に高い加工精度を実現しているとのご説明があり、参加者からは驚きの声が挙がっていました。
 スズモト株式会社は、プラスチック射出成形金型の設計・製造、熱可塑性樹脂・熱硬化性樹脂の精密成形品の製造を行っている企業です。同社清水工場は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の射出成形を行っており、見学会では、成形、キュア、ブラスト、検査の順で成形品製造の一連の工程をご案内いただきました。参加者からは、ロボット、自動機による省人化、画像検査、目視検査を組み合わせた検査体制について多くの質問がありました。